耐久レース

　友人Ｔと、彼女が元いた会社の上司さんたちと、なぜかうちの先輩Ｚさんと飲み。
　もともとＴが引き合わせてくれた上司さんたちとやたら気が合ったのがきっかけ。
　似たような業界なのだが、なかでもうちの会社の人とは気があうだろうな〜と思い、別の先輩を引き合わせる約束をしていたのだが、結局その人が来られず、上司の方と同世代であるＺさんを呼んでみた。

　そしたらふつうに盛り上がってましたね。
　
　「なんとなくこの人とこの人は気が合うだろうな〜」というのはあまり外れない。今回もそんな感じで盛り上がり、１１時と遅いスタートだったものの、気がついたら夜の２時！オトナは帰る時間です。

　けれど家が遠すぎてタクれないＴのために、先輩を道連れにしてカラオケ。
　
　で、気がついたら朝の７時…。
　いやその前からだいぶ気がついてたけど。先輩との意地の張り合いみたいになって？結局歌い続けてしまった。先輩は翌日も仕事だというのに（うちら二人は休み）、元気すぎ。「おまえがやめようというまで俺からはやめようとは言わない」とか言われて「じゃあやめましょう」と切り出してようやく解散。でもそこできっぱり負けを認めなかったら、まだまだ続いていたかもしれない…。時として火事場のクソ力ともいうべき力を発揮する30代、おそるべす（なぜか訛る）。
　しかし先輩がときどきつぶやく独り言を聞いてると、ああ歌わずには、飲まずにはいられないんだな、と思って、ついつい自分の体力の続く限りはおともしようとも思ってはいたのですよ。で、続かなくなったと…。

　そして朝8時、健全なひとびとの群れの中、さわやかに去っていくＺ氏の後姿を見つめ、人間息抜きとガス抜きが必要だ…と思った朝でした。