そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

いいんだこれは日記だから面白くなくても。

 予定ってないときは全然なくてあるときは続く。
 土曜日は部屋探しワンモア。粘り続けたかいあって、かなりいい物件に会えた。予定の時間がせまっていたのでとりあえずもう明日もう一度見て決めることに。
 見た物件の近くから渋谷までのバスが出ていたのでそれにのって文化村へ。ちょうど東急百貨店前にとまった。らっきぃ。
 シアターコクーン野田秀樹の舞台『贋作・罪と罰』を観る。チケットが二枚入手できたので上司と見た。今まで何作か見てきたけどこれはちょっと微妙だった。終了後、たまたま月曜日に会う予定の人にばったり。ああ!と微妙な感じのあいさつをかわして、すぐ別れた。上司とドゥマゴでお茶をしながらしばし感想を語り合う。おなかがすいてたのでローストビーフサンドとカプチーノをチョイス。上司はコーヒーだけ。支払いは上司。ごちそうさまでした。でへへ。
 文具好きなのでついでにピクニックオンピクニックに寄る。整理用のボックスとかレターセットとか購入。そのあとロフトで工作グッズを購入。なぜならば私はなまはげのお面を作るというミッションを賜ったから…。

 帰宅して晩御飯を食べつつ久々に土曜サスペンス劇場を見る。鑑識モノ。フジテレビの昼ドラの前回と今回のシリーズのヒトが出ていた。デザイナー役が(「緋の十字架」の)ゆきえさんだ!と気がついたとき、頭をセーラー服姿の彼女がよぎり、ちょっと凹んだ。やっぱ30過ぎてのせーらー服は無理がありすぎだよ。
 あと鑑識課の田中美里の後輩の男が雛形あきこのだんな役(元ジョビジョバの人)で、あのときはやたら斜にかまえた演技で、それもよぎって大変だった。  おなかがふくれたところで、なまはげ作成開始。ネットで探した画像をもとにまず下絵を書き、それをボールペンで強くなぞって画用紙をパーツごとに切り抜き貼り付ける。ま、工作って実は嫌いじゃないんだけどなまはげってミッションは辛い。作ってても楽しい顔じゃないからなあ。
 気がつけば夜中の三時。

 日曜日も部屋探し。今日は双方の親が来て物件を確認。二つある候補のうち一つは内見できないので外観だけ。近くでランチをして、親は帰宅。あとはふたりでお茶をしながら「若い者だけで」話し合い。なんかお見合いのようだ。
 物件のいいところ悪いところをあげて点数化するが、ほぼ同点。もう一回だけ物件を見せてもらって決めることにする。しかしその物件はまだ入居中のため、似たタイプの部屋しか見られない。そこがネックだった。なんやかんや考えてるうちに疲れてきたので、本屋でインテリアの本を見て和む。

 いったん帰宅して池袋へ。キオスクでついにスイカグッズをゲット。もちろんスイカで購入。西武コミカレで内田樹×春日武彦トークショー。いろいろメモしながら聴く。終了後そっこー六本木へ移動。ここで仕事関係の忘年会。参加者はみんななまはげ。なんてあやしい会なのだ。朝まで楽しく過ごして帰宅。

 月曜日、再度内見。ようやく気持ちも固まって、物件決定。申し込みのあれやこれやがちとめんどいけれど、新しい生活がはじまるぞ。そう思うと、いまいる街もなんだかいとおしくなる。なんだかんだで一年半。短い間、それもほとんど寝るためにしかいなかった街だけれど、晴れた冬の空の下で見る街は妙にまぶしくて、この街に住もうと思ったあの頃のことを少しだけ思い出した。

 夜は仕事関係の食事@渋谷トゥリオ」。ここ、めっちゃうまい!!また来よう。
 あのね、網焼きの牛がとんでもなくうまい。焼き加減と赤身と脂身の絶妙な配分。そして上司が値段でてきとーに選んだワインもおいしかった。木の香りがちゃんとするワイン。風邪で鼻づまりだったけれど、それでもおいしいのがわかるくらいいいワインだった。そしてデザートも絶品。私はチョコレートムースをチョイスしたのだけど、今まで食べた中でいちばん美味しかった。コーヒーもみんなカップが違ってそれぞれステキ! 特別な日にぜひ特別なかたと。 支払いは上司がしたのでトータルいくらか知りませんが(笑)、コースで7000円、10000円とありましたよ。
 いや、私は今度は普通に何の用事もなくオンナのコと食べに行くけどね。それがなにか?
 人数大目だと、アラカルトの前菜をみんなで頼んだのを全種類わけて盛ってくれたり、名物のお肉も三人前を五人でわけたりできてフレキシブルに対応してくれます。給仕がひとりなので、ちょっととろいけど、楽しく会話できるヒトとならその待ち時間も楽しいでせう。ともあれ、とにかく肉を食べるべし。

 ご機嫌になりつつも、また戻って仕事。終電で帰宅。おいらは働き者だ!と誰も言ってくれないので自分で言います。