そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

ループ

 最近ウラ日記みたいになってきてるが…。ふつうこっちが表だよな〜。でも見てる人が少ないので、そしてなんだかんだ匿名性があるので、こちらがウラになっている。
 
 ご近所さん、を、とある会の帰りに、一緒に帰ろうと誘った。が、同じ方面の人が何人かいて、別の車になりかけた。が、ここで無理に一緒に帰ろうね!ってのもかなり不自然な話で、別々になるのもしかたないか…と流されそうになったところで、彼が「あ、でもココとココ(と自分と私をさしながら)いちばんnearlyなんですよ」と言った。なんで英語なのかわかんないけど…、それで結局もう一人同じ方面の人と三人で帰宅。これで二人だけだとかえってあやしいので、まいっかとおもい一番先におろしてもらう。同じ車で帰ろうと無理に誘ったために、彼が最初に帰ろうとした時間よりもずいぶん遅くなってしまったので、ごめんなさい、とメールして、返信もしなくてよいように先に「おやすみなさい」としたためた。

 すると、あたりさわりのない内容のメールがかえってきたので、その質問に答えるかたちでもう一回メール。…からはじまって、結局3時間ちかくメールをやりとりすることに。おやすみって言い合ってから2時間起きてたのはなんだったんだ。

 途中はもう根性比べみたいになっていて、もうこれでこのメールの返事は来ないだろう、と思っていると、立て続けにメールが来たりして。内容も第三者に見られたらアホすぎてそして恥ずかしすぎて二人とも死んでしまうだろうというもの。途中あまりの恥ずかしさに相手がギブアップしそうになっていたところをちょっとマジな内容に引き戻す…などという展開を経て、気がつけばとっくに朝に片足つっこんでいる。もう寝よう!これで返事来なくてもいい!と思って最後にメールして力尽きる。今日は仕事だから昼前には起きなくちゃ、とアラームもかけて布団を頭まですっぽりかぶる。遮光カーテンのない部屋は、もれてきた光でだいぶ明るい。

 それから数時間。
 ジリリリリと目覚ましが鳴った直後にメールの着信音が。
 最後に送ったメールの返事を考えてたところで寝ちゃった、という。
 おはようと返すとおはよう、と返ってきた。そこからまたしばらくヤリトリを続ける。
 これまで必死に用事を作ってメールしてたのが嘘みたいに、どうでもいい内容のやりとりを続けて、たまにちょっと心にふみこむようなこともメールして。メールが来るたびに、にやにやしてしまうのがわかる。
 夜からずっと、笑顔がはりついてる自分がわれながらきもいです。