写真に撮られるのが苦手な私は、カメラを向けられてもうまく笑えない。
いい笑顔の写真は動物と一緒のときだけ。な気がする。
今日は、真正面からカメラを向けられた。
こんな感じで写ってる、と見せられたデジタルの映像はなんか恥ずかしくてまともに見られなかったけれど、その人の目にはこんな風に自分が、そして世界が写ってるんだ、と思うと、妙に感慨深い。
そのあと、さらに何回か撮ってもらった。
いつもならまともに見つめることができないその人を、カメラのレンズ越しに思い切り見つめてみた。
心の中で、何度か「好きだ」と思いをつぶやいて。
届いたかな。