そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

似てます似てません

 どういう思考回路なのかわからないが、「●●って××に似てる」って言いがち。で、だいたいにおいて賛同を得ない。

 となるとかなり大雑把な印象で物事を把握してる人間のようで、反省せねばとも思うのだが、いったいいかにして、さほど似ていないものを似ていると言い張ってしまうのか。いや、別に言い張るまではいかないが、つい「似てません?」って言ってしまう。

 ついこないだも、知り合いの人がサッカー選手のカカに似てると思って、「Xさんって、この人似てません?」と写真を示しながら言ったのだが、その人をよく知る人には「似てない」と断言された。

 たしかによく考えると似てない。カカはわりと愛らしい顔をしていてXさんはまあふつうにオッサンなので、好きゆえに美化してしまうのだろうか?とも思ったが、昔はジョシュ・ハートネットに似てるといわれてたらしい。微妙なところだ。

 むかし好きだった人に「カンニング竹山に似てる」と言ってマジギレされて「殺すぞお前」とか言われちゃったんで、好きだから美化するってことでもないと思うんだけどね。(しかも別に竹山全然好きじゃないし。なんであんなこと言ってしまったのか。でも似てると思ったんだけどなあ。あ、キレキャラなところが似ていたのか? いやどちらかというと顔だと思ったんだが、ブツブツ)

 そんなわけで今回はたまたま美化する方向にいったけれども、結局、誰かを好きでいるとき、でもその人を簡単には得られないので、得やすいものでごまかすのかもしれない。
 芸能人ほど写真が出回ってない人を好きな場合、似ている芸能人でごまかすというか。まあふつう逆なんだけど。

 私が「●●って××に似てる」って言い出したときはそのどちらかより自分に身近なほうを好きということかもしれない。

 ああ、でもやっぱり竹山はないな!