そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

甲羅びっくり。

 ソコ嬢をお誘いして“吉井和哉”のライブ、「MY FOOLISH HEART」@ZEPP TOKYOへ。

 開演前にグッズを買いまくる。会場限定TとツアーT2枚、ドッグタグ、パンフレットカレンダー、前回のツアーの写真集。こんだけ買っておいて買いたりない気がするのはなぜ。しかも財布のなかのお金足りなくて、●I(伏字になってない)にソファ代払うためにおろしたお金を入れた封筒から出した。

 ソロとしては二回目となる今回のツアー、前回よりもリラックスしてるのがわかる。声も吉井さん自身ものびのびとしていて、聞いてて顔がにやけてくる。反面嬉しさのあまり泣きそうになる、変な感じ。オープニングの“TALI”、“CALL ME”というシングル曲でのたたみかけは意外だったけど、会場は大盛り上がり。「元イエモンのロビンって今どうしてんの」とか「YOSHII LOVINSONってどんなもんよ」的な感じで見に来てるというよりは吉井和哉を見に来てる、という感じがある。今回は吉井さんの歌声も素晴らしくて純粋にライブとして楽しめる感じだった。お客さんのノリも前よりずっとよかった。
 今回もライブ用アレンジがよくて大満足。“MUDDY WATER”も“FINAL COUNTDOWN”も“CALL ME”のカップリングとして聴いたときはイマイチ…とか思ってたけど、今じゃ大好きです。「か」と「ば」(河馬の歌ではないです、念のため。)の間のMCも楽しいし「雨上がりは〜べいべー!マディウォターにー♪」の流れとかもう思い出しただけでご飯三杯いけるヘドバン三倍速。※このネタわかんない人はいますぐヨシイロビンソンのライブDVDを見るべし見るべし。&いまさらだけど1stガンダム見るべし。

 しっかし…大反省。わたし一人盛り上がりすぎて、途中でソコ嬢が大変なことになっていたのに気がつかず最後までライブを堪能してしまったのです。ほんっとごめんなさい…。ああ、でも吉井さんはほんとうにステキでした。一人の女を鬼畜にします。
つーか私が
「MY FOOLISH HEART」
だったというオチかよ!
orz
ほんとうにゴメン…!!

 セットリストは忘れたので書けませんが、今回特に印象深かったのは“BLOWN UP CHILDREN”。  まだイエローモンキー解散が発表されておらず、バンドが長い活動休止にあった時期、吉井さんが「YOSHII LOVINSON」として活動開始するというニュースはほんと心躍るもので、まだ「TALI」の曲名だけで全貌が明らかになっていないのだけど、新しい情報が出ないものか心待ちにしてたもんでした。
 そしてようやく「TALI」のC/Wの曲名が発表されたのですが、そこにあったのは「red leaf」という曲名。当然期待は高まりまくりました。発売前に流れ出した「TALI」プロモの完成度も素晴らしく、シングル発売が心底待たれたものでした。

 ところが実際に発売された「TALI」を見ていただければわかりますが、今日にいたるまで吉井さんが歌う「red leaf」なる曲は存在が確認されていなかったのです。

 この幻の曲の正体がこの日明らかにされましたです。当初日本の秋の風景をうたい「もみじ」と題されたはずのこの曲はアレンジやらなにやらを変えなぜか途中「亀の甲羅」というタイトルになり、あんまりだと関係者に泣かれたため「甲羅」になり、ほんとは吉井和哉はソロになったらもっとエロイぜと言わせるはずだった曲は3年近い時を経て吉井氏いわく「もうエロイ歌詞を歌う歳ではなくなっていたので歌詞も替えて、アレンジもかえて、タイトルもかえて」超名曲「BLOWN UP CHILDREN」(「トブヨウニ」カップリング)となったのだそうです。でも吉井さんは40歳になっても50歳になっても、エロイ人であって欲しい。っていうかあなた未だにエロエロですから。いわゆるフェロモンとかホルモンとかダダモレですから。(※「こなーゆきー」参照)幻となった“もみじ(red leaf)”バージョンもきいてみたかったな、と思ったりもするのですが。