そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

夢見る頃を過ぎても

 木曜夜、仕事が残ってたけど朝まで待ってるものは来ないと分かっていたので、いったん抜けて久々に同期二人と銀座の「竹富島」で飲む。二人は仕事が終わって超リラックま状態だったけど私はまだまだこれからが修羅場なのでそんなに飲むわけにも行かない。というわけで、シークワサーサワーを5杯ほど飲んだでしょうか。あ、飲みすぎですか。

 年度末が近づくと、関心事のひとつは会社の人事。同期がしきりに異動したがっている。「もう異動できればどこでもいーや」てなことまで言う。今の部署もけっこう楽しんでるじゃん、と思うのだけど、今は人のことより、夕方人事の局長に呼ばれたことで頭がいっぱいだ。とゆーわけで「聞いてよ〜」と話すとさすがに強制面接という「ありえない」出来事になぜか私よりもテンションがあがる同期。「間違いないね。君は異動やね。そのあとに俺がいくんや」(※この同期はいま私がいる部署に行きたがっている)確かにうちの会社は同期や近い代で玉突き異動していく傾向があるのでその可能性はなきにしもあらずなのだが、去年わたしの後輩の男性がきたばっかりなのでその可能性は低いと思われ、というとがっかりする同期。しかも私が示唆されたらしき部署が、もう一人の同期が行きたがっている部署なので、その同期にも「もー」といわれる。どうすりゃいいのさ。

             ピ チ ピ チ 
 でも会ったときは21歳や22歳だったわれわれもはや26歳になろうとし、あるいは27歳になり。早いもので五年が経とうとしている。どんどん時は流れていく。さいわいこの同期二人はいい意味でかわってない…と思う。次の五年もこうして楽しくお酒が飲めるといいなと思いつつ、夫となり妻となり父となり母となり、となると今独り気楽に生きているようにはいかなくもなるだろうな、とも思う。

 けれど、責任がある生き方って、責任がない生き方と比べてそんなに楽しくないものでもないだろう。少なくともそう思ってこれからの五年に希望を持てるといいな。