2005年この一冊（漫画篇）

　一冊といいつつたくさん紹介してみよう。

　吾妻ひでお『失踪日記』　読んでない人は今からでも遅くない絶対読もう、といいつつこないだ後輩が返してくれた本がどこにいったか見当たらない。

　こうの史代『夕凪の街　桜の国』　読んでない人は今からでもパート２。原爆投下直後の広島の女性の話と、その人の弟の娘の話。過去と現在の話がそれぞれ独立して読んでもいいんだけど、通して読むむと原爆が日常から奪ったもの奪うものの重さ大きさにじわじわとやられる。

　よしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます』　漫画としてもグルメガイドとしても面白い一粒で二度おいしい本。よしなが作品に出てくる数々のうまそーな料理のレシピ本もいつか作ってほしいよ！

　安彦良和『機動戦士ガンダム　オリジン』　今までなんとなく遠巻きにしか知らなかったガンダム。やっぱ何十年も愛されるだけのことはありますね！ってことで。

　天野明『家庭教師ヒットマンリボーン』　80年代ぽいよなあ。
　
　西森博之『道士郎でござる』　今年いちばん笑った漫画。連載終わったのが残念。

　志村貴子『放浪息子』　新刊がいつも気になる。『青い花』もイイ。

　あとは思い出しつつ書き足します。