そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

週末のあれこれ。

 金曜日、朝早く出て行くKに新妻よろしく言ってらっしゃいとにっこり微笑んであげたかったが、布団の中から這い出るのがやっとだった。のでKをお見送りして、テレビを見て、気がつくとまた寝ていた。
 貞操問答が、とか緋の十字架が、とかやたら昼ドラに詳しくなってしまって、午後出社。今日こそ休みたかったが、午後は会社の忘年会。お世話になった人に年末のご挨拶をするためにもいかなくてはならない。が、スーツを着ていくのを忘れたために、パーティ会場でもずっとコートを着ている、ちょっと怪しい人間に。

 ちょっと会社に戻って2、3用事を済ませ、六本木でTODOさんとご飯兼カラオケ。機会の調子がわるくて、歌いたい曲が歌えなくて若干フラストレーション。つーかD○Mは曲数が少ない。

 とある会合に出かけるTODOさんと駅で別れ帰宅。出張の準備をして就寝。

 土曜日。よいお天気。上司と京都出張。女性同士、三時間半しゃべり倒す。京都の女子大でとある会合にまぜてもらう。難解ながらも刺激的な話ばかりの三時間、途中意識がなくなりかけたのは内緒です。そのあと、会合の参加者にくっついて鍋料理の店へ。最終の新幹線で帰京。帰りの車中もしゃべり倒して帰る。寝てた人ごめんなさい。
 東京駅から自宅最寄の駅まで内田樹『街場のアメリカ論』を読みつつ帰る。  日曜日。現在住むところで同居予定のtomo-cafeさんと家探し。午前中まわった二軒の不動産屋であまり納得いくものが紹介されなかったので、もう一軒まわって駄目なら、場所を代えて探そうということに。とりあえず今住んでいる物件を紹介してもらった不動産屋へ。
 これが正解で、見せてもらった物件はどちらもかなりの好条件だった。女子二人の同居なので、安全面や設備面でけっこう厳しい条件を出していたのだが、ほぼクリア。あとは親(=保証人)の了解があれば、という段階もクリア同然のところで、まず超えねばならぬ高い壁があった。
 第一希望の部屋がなんと友人同士の入居はNGだというのだ。しかも担当者不在。週明けに説得してもらうことにして、とりあえず申し込みだけはしておく。その部屋は姉妹はOKだというのだが、残念ながら、“タイプの違う美人”である私たちは姉妹とは言い張るにはあまりに顔が似ていない(まず入居の際の戸籍でばれるし。)ため、なんとか友人同士OKにならんかのう。
 そのとき思ったのだが、中1から13年うち10年は同じ学校で仲良くやってきた仲である。これはもはや姉妹同然といっても過言ではないのではないかという主張は駄目だろうか、と。それは結局不動産会社には伝えなかったが、そのあとファミレスでご飯を食べながら夫婦だって姉妹だって恋人だって喧嘩するのにね、騒ぎもするのにね、と言い合う。

 両親にはメールで連絡。母からは相変わらず、文字抜け多発のひらがなメールがくる。帰り際かわしたメールのテンション高いなーと思ったら、よっぱらいだった。母よ…。

 なんにせよ、引越しはするぞという決意の元ちょこちょこと掃除をはじめる。テレビで見た重曹+酢で掃除するとよいというのを実行するため、ガスコンロを磨くことに。やってみたら、これがすんごい効き目だった。1年半ろくに掃除をしていなかったかガスコンロがピカピカに!これでクリーニング代がうくといいな。みなさんもぜひお試しあれ。下手な台所洗剤よりおちます。