そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

一見甘いけど、苦い☆

 SDJさんから借りたママレードボーイを読んでたら朝になってしまった でもいいの!ママレードボーイ。完全版はカラーも収録されてるし。吉住渉のカラーは今見てもきれいだ…成田美名子のカラーもきれいだけど。小学生心にきゅんきゅん響いてきたことを思い出した。ママレードボーイがはじまったころには中学生だったので、さすがにもうりぼんは卒業してたけど「え〜っ、こんな過激な設定で大丈夫なの?!」とびっくりしたものだ。吉住渉の漫画って小学生からするとすごく大人の設定だったんだなー。巻末の対談(水沢めぐみ矢沢あい)も面白くて、じっくり読んでしまったけれど、エロスをまんま描くのではなくて、においたつような感じがあった。今のエロ全開の少コミ系にはちょっと見習ってほしいよ…。
 「ハンサムな彼女」がはじまったときはほんとうに衝撃的だった。連載開始直後の、一哉と一夜をすごす(シャレじゃないです)ところとか、どきどきしたのよね…。もう大人になっちゃったから読み返すとキツイかなーと思ったら、以前と同じようにどきどきしてしまった(笑)。特にママレードボーイ最後のほうどうなったか知らないんだよね…SDJさんにはまず3巻までを借りたのでいまもどきどきしてます(笑)。  タイトルはもちろんママレードボーイのことだけど(笑)甘さと苦さが絶妙に存在してるというのは吉住渉の漫画にも言える気がする。やっぱりぼんの黄金期の漫画はいいなあ。ちなみにわたしは「いちご金時れもん味」も好きだったの!でも「いるかちゃんヨロシク」しか文庫化されてないんだよなー。浦沢さとるとか吉住渉とか楠桂とか少女漫画誌で描いてる明らかに女なんだけど男性名の作家さんってけっこう好きだったな。楠桂といえばサンデーで連載してた「八神君の家庭の事情」という漫画があったのだが、あれは文庫化しないのかなあ。私が初めて買った少年漫画でしたそういえば…(くだらない思い出話ついでに! これは昔ドラマ化されたのだったがなぜか、「ティーンエイジャーにしか見えない」という設定のお母さんが魔女という設定になって配役は夏木マリというもうどこからつっこんでいいのかわからんことになっていて一回も見なかった。これがトラウマになって私は今でも夏木マリが嫌いだ。さらに脱線、これはテレ朝でドラマ化されたのだが、テレ朝の漫画からひっぱってくるドラマはいつもどれもひどくて、ほんとに頭にきちゃうんだよ…。昔二ノ宮知子の「天才ファミリーカンパニー」をドラマ化したときもめちゃくちゃなことになってたし。「のだめ」のドラマ化がぽしゃったのはこのときのことが二ノ宮さんのなかでトラウマになってるんじゃないかと思うのだが違うかな)