そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

猫は夏前に生まれる(マジ)

 京都で仕事で知り合ったお姉さまとランチ。はんなりという言葉がぴったりの京美人。そこから大阪に行って、昨日の仕事の関係で知り合った人に誘ってもらった国際美術館に行く。現在展示中の「転換期の作法」は中東欧の現代芸術作家の作品がたくさん見られてかなり面白かった。常設展示もおもしろかったけど、時間がなくてじっくり見られなかったので、次に行くときはゆっくり見ていこう。フランスで見て感激したニキの作品(旅日記で書きますね)があったのが嬉しかった〜。帰りの新幹線が混んでいて座れず、名古屋まで立ちっぱなしでした(--)

 戻っていろいろ仕事。していたら、真っ赤な顔をした上司がやってきた。いつも休日出勤で会ってしまう私たち…。今回の出張の報告をすませて、またちょこちょこ仕事。三時過ぎに帰宅。

 月曜日は午後三時にシブヤで仕事相手と打ち合わせ。最近その人がはじめたというミクシーの話題で盛り上がる。恐るべしミクシー普及率。
 戻ってからまた別件の打ち合わせ。年度が変わってからずっとかかわっているプロジェクトもようやく大詰めに。自分がこの部署に来てからやった一番おおきい仕事になるかもしれないので、緊張しっぱなしの半年だったけど、やりがいのある仕事になったと思う。面倒な仕事だけれど、仕事は一人ではできないということを強く実感したし、社内外の人とのやりとりが重要なだけに、結びつきも強くなった。あともう少し、結果がはっきり出るまで、がんばりぬこう。  夜は久しぶりに同期女子とごはん。会社近くのイタリアンの味がましになったという噂だったので行ってみた。まずくはないが、ちょっとしょっぱいかな。同期女子はほとんど残していたけど、わたしはぺろりとたいらげ味オンチ振りを発揮。だって、この日最初の食事だったし。
 結局そのあと仕事をする気をなくして、彼女とボーリングをしに行くことになった。ちょこっとだけ急ぎの仕事を片付け、ほかに誘った先輩が軽くごはんを食べているというお店に合流すると、誘ったと聞いていたのとは別にもう一人、いっこ上の先輩がいた。沖縄出張帰りというのでその話を聞く。やけに牛と豚にくわしくなっていたが、彼自身はヤギに似ている(前同じ部署だった時はヤギというあだ名だった)。(ヤギ料理が名物なので)食べた?ときくほかの先輩に「共食いになっちゃいますから」と答えてあげた私に憤慨した彼はデジカメで撮ったヤギ写真を披露しながら「俺よりN(私の同期男子)に似ている」というのでよく見てみたらほんとうにそっくりだった。今まではよくて大沢たかお、最近ではもっぱら森山未来似と言われて調子こいてたNに聞かせてあげたい。というか見せてあげたい。激似だ。
 などとやっていたら遅い時間になったので、朝までやっている新宿のボーリング場へ移動することに。新宿三丁目駅からのほうが近いんじゃないかな?と思って、閉まる直前に降りようとすると出張帰りのヤギ先輩はそのまま電車にとどまろうとしたので思わず腕をひっぱっておろそうとしてしまった。しかし、まあかわいそうだからそのまま帰してあげようとお見送り。ちょっとお酒の入っている私たちは「上京者を見送る地元の友達」ごっこをして、ホームを出る電車を走っておいかけてみたり、彼は彼で窓にはりつきこちらをずっと見てたりした。しかし、ホームに残る私たちはいいけど(集団だったし)彼はそのまま電車に残ってしかも一人。恥ずかしかっただろうなあ…。ヤギ先輩は山形出身なので余計雰囲気出てた(車内の人にはそんなことわからないけど)。そういえば昔は「帰省するたび馬が一頭死ぬ」とか言われてたなあ。(田舎のご両親が帰省の労をねぎらうべく?馬刺しを買ってくるらしい) 東北出で美白自慢のヤギ先輩ですが、さすがに沖縄で日焼けしてややワイルドな感じに。はじめて会った入社前の歓迎会のときに、同期女子と当時はやりはじめた美白化粧水の話で盛り上がっていたら横でぼそっと「せっきすい…おーどぶらん…」と盗み聞きした情報を復唱して覚えようとしていた(?)のが印象的だったのに。日焼け止めちゃんと塗りましたか?

 そのあと、女子三人でコマ劇近くのコパボウル。行く途中にロックユーを懐かしんだりして。スコアはいえーい、スペア2回、ストライク1回で106。…低っ。しかも私が一位。レベルの低い争いだったが、楽しかった。しかも太鼓の達人までやっちゃって、なんなんでしょう。新宿通りまで戻る途中、とてもかわいいキジトラの子猫がちょこんといたのを発見。ちょうど京都で見かけた兄弟と同じくらいの大きさ、同じような柄。とても美猫。ゴロンとなったので思わず近寄ってぐりぐり触る。全然逃げないし、気持ちよさげだったので慣れてるなー、と思っていたら、すぐそばに立っていたおじさんが「こいつ、野良なんですよ。全然人になつかなくて僕以外は逃げちゃうんだけどさ。あなた猫飼ってるでしょ。」と言う。久々に猫を触ったので幸せ気分いっぱいになったところで先に帰る先輩を見送り残った同期とカラオケ。帰宅午前三時。うーむ。