NICEなNICE
早朝5時おきフォー！っていきなりHGですか？
というわけでフランス二日目にしてニースへ向かう。バスに乗ってCDG空港へ。行きに着いたターミナルとはべつのちょっと離れたところにあるターミナル３からの出発らしい。というわけで空港内バスに乗って移動。フランス語をしゃべれる友人がいなかったらこんな旅をすることは絶対になかっただろうな、とめんどくさがりケセラセラ女の私は思う。
ターミナル３はかなりちっさいターミナル。なんというか地方の空港的な感じ。眠い目をシバシバさせつつチェックイン。目の前に並ぶのが「ニースでバカンスだぜフォー！（だからなぜHG）」って感じのワカモノ四人組。ニースにパパンの別荘があるのよ、みたいないいところのボッチャンジョウチャンという感じか。なんていうかリアル名香智子ワールド。
などという妄想を膨らませて味わっていたヴァカンス気分がふっとんだのは、その直後。ボディチェックを済ませ（ふつうはされないが、カーゴパンツのふくらみが怪しかったらしく、カーゴパンツを穿いている人はけっこうボディチェックを受けていた。ジーンズの友人はスルー。）搭乗まであともう少し、というそのとき！
突然、空港中にサイレンが鳴り響いた。 騒然となる乗客たち。ものすごい早口でなされるフランス語と英語のアナウンスでは私はどーしたって状況を把握できない。何？何？と呑気に友人に聞くと「ちょっと静かにして」と言われる。友人は真剣に聞き取りしている。不安な気持ちでいっぱいになっていると、乗客たちがいっせいにゲートに戻り始めた。どうやら空港から全員出ろ、ということらしい。訳が分からぬまま友人にくっついていく。ターミナル３は小さくまだ早朝だったとはいえ、何百人もの乗客がいっせいに空港を出るのだから、もっと混乱するかと思いきや慣れているのか整然と退却が行なわれる。
待つこと15分。はいってもいいということになったらしいので、またまたセキュリティを受けるために並ぶことに。一度とおった人がいっせいに並ぶわけだからモーレツに待たされる。暇なので前の子供を観察したりする。こっちのこどもは皆かわいい。おとーさんによじのぼってるこどもとか。みんな親のことがすっごく好きなんだなーと伝わってくる。そういえばこういう感じってあまり日本ではみないなあ。のぼれるほどでかいとーちゃんがいないからか（違う）。
などと考えていたら…またサイレン！！ 場内に「OH〜」というため息が充満。コント番組かっていうくらいため息がそろった。ふたたび建物の外へ出て待つこと数十分（もーあんま覚えてないや）結局トータルで1時間ほど遅れてようやく便に搭乗できた。
サイレンが鳴った瞬間、どっからわいてきたの、というくらいにすぐにアーミーがやってきたのにもびっくりだけれど、日本だったらブーイングORパニックものの、サイレン（二度目は誤作動？）騒動にもこちらのひとは落ち着いている。そんなところに、依然としてテロが身近な恐怖としてある国なのだと思わされた。サイレンがなった詳細は結局分からずじまいだったけれど、こういうことは珍しくはないようだ。日ごろから慎重にしている、ということなのか。
そんなこんなで乗る頃にはすっかりくたびれてしまったので機内はほとんど爆睡。気がつけば間もなくニース。窓から外を見ると、うわーやっぱり海が青い！ 空も晴れている。ハプニングでしょげていた心が浮き立ってくる。
空港から市街へ向かうのにもまたいろいろあったけれど、ホテル近くにむかうバスに乗り込みようやく一安心。しばらく走ったところで海が見えたときにはとても感動した。なんつーかめちゃんこ青いのです。海が。写真で見るそのまんま。天気にも恵まれたのか。
友人の会社の人が予約してくれたオーシャンビューのホテルにも感動（お値段はリーズナブル）。荷物をおいてお昼を食べに出ることに。そのまえに、飛行機からおりて電源を入れたとたんに着信したメール…上司から。ぎゃぼーー。仕事のこと忘れて行っていい、って言ったくせにぃぃぃぃぃ。というわけで泣く泣く国際電話をかける。
お昼はなぜかマック。フランスまできてマック。量が多い。というかでかい。日本よりふたまわりくらい大きい。がっつり食べて、バスでマチス美術館へ。彫刻中心。あまり日本で有名な絵はなかった。のでちょっとつまんなかったかな。それなりに気に入った絵もみつけて絵葉書を買う。今回はほかに美術館にはいかないかも、ということで、ドガの絵葉書セットなんかもかってしまう。市街に戻ってギャラリーラファイエット（百貨店）に行く。地下でお水とポテトチップスを買ってホテルへ。ホテルの備え付けのコーヒーがやたらにおいしく感じて（ネスカフェでした）ちょっと感動。旅先はどんなことも感動できていい。日本にはあまりないけれど海外でポピュラーなのがビネガー味のチップス。ちょっとすっぱしょっぱでうまい！日本でももっと入手しやすいといいのに〜（ソニプラとかにはあるのかな）。
ちょっと昼寝。疲れが出たのか、なかなか起き上がるのが辛い。けれど、ご飯は食べたい！ということで市街に。友人おすすめのお店でステーキを食べる。デザートも食べる。満腹になって戻る。おふろに入って就寝。
というわけでフランス二日目にしてニースへ向かう。バスに乗ってCDG空港へ。行きに着いたターミナルとはべつのちょっと離れたところにあるターミナル３からの出発らしい。というわけで空港内バスに乗って移動。フランス語をしゃべれる友人がいなかったらこんな旅をすることは絶対になかっただろうな、とめんどくさがりケセラセラ女の私は思う。
ターミナル３はかなりちっさいターミナル。なんというか地方の空港的な感じ。眠い目をシバシバさせつつチェックイン。目の前に並ぶのが「ニースでバカンスだぜフォー！（だからなぜHG）」って感じのワカモノ四人組。ニースにパパンの別荘があるのよ、みたいないいところのボッチャンジョウチャンという感じか。なんていうかリアル名香智子ワールド。
などという妄想を膨らませて味わっていたヴァカンス気分がふっとんだのは、その直後。ボディチェックを済ませ（ふつうはされないが、カーゴパンツのふくらみが怪しかったらしく、カーゴパンツを穿いている人はけっこうボディチェックを受けていた。ジーンズの友人はスルー。）搭乗まであともう少し、というそのとき！
突然、空港中にサイレンが鳴り響いた。 騒然となる乗客たち。ものすごい早口でなされるフランス語と英語のアナウンスでは私はどーしたって状況を把握できない。何？何？と呑気に友人に聞くと「ちょっと静かにして」と言われる。友人は真剣に聞き取りしている。不安な気持ちでいっぱいになっていると、乗客たちがいっせいにゲートに戻り始めた。どうやら空港から全員出ろ、ということらしい。訳が分からぬまま友人にくっついていく。ターミナル３は小さくまだ早朝だったとはいえ、何百人もの乗客がいっせいに空港を出るのだから、もっと混乱するかと思いきや慣れているのか整然と退却が行なわれる。
待つこと15分。はいってもいいということになったらしいので、またまたセキュリティを受けるために並ぶことに。一度とおった人がいっせいに並ぶわけだからモーレツに待たされる。暇なので前の子供を観察したりする。こっちのこどもは皆かわいい。おとーさんによじのぼってるこどもとか。みんな親のことがすっごく好きなんだなーと伝わってくる。そういえばこういう感じってあまり日本ではみないなあ。のぼれるほどでかいとーちゃんがいないからか（違う）。
などと考えていたら…またサイレン！！ 場内に「OH〜」というため息が充満。コント番組かっていうくらいため息がそろった。ふたたび建物の外へ出て待つこと数十分（もーあんま覚えてないや）結局トータルで1時間ほど遅れてようやく便に搭乗できた。
サイレンが鳴った瞬間、どっからわいてきたの、というくらいにすぐにアーミーがやってきたのにもびっくりだけれど、日本だったらブーイングORパニックものの、サイレン（二度目は誤作動？）騒動にもこちらのひとは落ち着いている。そんなところに、依然としてテロが身近な恐怖としてある国なのだと思わされた。サイレンがなった詳細は結局分からずじまいだったけれど、こういうことは珍しくはないようだ。日ごろから慎重にしている、ということなのか。
そんなこんなで乗る頃にはすっかりくたびれてしまったので機内はほとんど爆睡。気がつけば間もなくニース。窓から外を見ると、うわーやっぱり海が青い！ 空も晴れている。ハプニングでしょげていた心が浮き立ってくる。
空港から市街へ向かうのにもまたいろいろあったけれど、ホテル近くにむかうバスに乗り込みようやく一安心。しばらく走ったところで海が見えたときにはとても感動した。なんつーかめちゃんこ青いのです。海が。写真で見るそのまんま。天気にも恵まれたのか。
友人の会社の人が予約してくれたオーシャンビューのホテルにも感動（お値段はリーズナブル）。荷物をおいてお昼を食べに出ることに。そのまえに、飛行機からおりて電源を入れたとたんに着信したメール…上司から。ぎゃぼーー。仕事のこと忘れて行っていい、って言ったくせにぃぃぃぃぃ。というわけで泣く泣く国際電話をかける。
お昼はなぜかマック。フランスまできてマック。量が多い。というかでかい。日本よりふたまわりくらい大きい。がっつり食べて、バスでマチス美術館へ。彫刻中心。あまり日本で有名な絵はなかった。のでちょっとつまんなかったかな。それなりに気に入った絵もみつけて絵葉書を買う。今回はほかに美術館にはいかないかも、ということで、ドガの絵葉書セットなんかもかってしまう。市街に戻ってギャラリーラファイエット（百貨店）に行く。地下でお水とポテトチップスを買ってホテルへ。ホテルの備え付けのコーヒーがやたらにおいしく感じて（ネスカフェでした）ちょっと感動。旅先はどんなことも感動できていい。日本にはあまりないけれど海外でポピュラーなのがビネガー味のチップス。ちょっとすっぱしょっぱでうまい！日本でももっと入手しやすいといいのに〜（ソニプラとかにはあるのかな）。
ちょっと昼寝。疲れが出たのか、なかなか起き上がるのが辛い。けれど、ご飯は食べたい！ということで市街に。友人おすすめのお店でステーキを食べる。デザートも食べる。満腹になって戻る。おふろに入って就寝。
