そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

生まれ変わる。

 ひと月前くらいから死刑執行を待つ囚人のような気持ちで日々を過ごしている。

 「絶対」、逆転無罪にはならないこともわかっているので、その日を静かに待っている。たぶん、秋くらいか。それくらいには「死刑」じゃなくなっているとよいのだけれど。

 土曜日に、くるったように買い物をしてしまった。本、10冊。ゲーム機、ゲームソフト、計5万円(以上)。どこにそんなお金があったんでしょー。本はREBORNの5巻と、あとは仕事関係の興味がおもむくものを。そういえば倉橋由美子を文庫で二冊買った。むかし図書館で読んだきりだったのだけど、大事に読もう。もうこの世にはいない人のものだと、すこしフラットな気持ちで読める気がしてしまう。

 あと、『電波男』と『帰ってきたもてない男』と『嫉妬の世界史』と三点セットのようにして買って、我ながら不審人物っぽい。でもどれも気になる。
 今月は新潮文庫をたくさん買ってしまったー。伊丹十三の復刊モノとか、時刻表のお話とか、倉橋由美子も新潮だし、べつに夏の百冊にはいってるわけではないが、なんか夏には新潮文庫を買ってしまう。

 リボーン。なんでこんなに面白いのだろう。ツナのベタなツッコミが面白くてたまらない。コンスタントに新キャラも出ていて、絵もうまいし丁寧だし、毎回新刊が楽しみな本。リボーンの衣装の変わり具合がめちゃんこ笑える。最近はディーノが好き。こういう顔に弱い…!!

 七月はけっこう待ってた新刊が出るぞ、と。百鬼夜行抄13。それから始末人シリーズの文庫。全五巻、どかっと出してくれええ。といってもとりあえず9月まで待つべし待つべし。
 そういえばサバス・カフェも文庫化されましたね〜。むかし友人に借りてとても感動した覚えがある。お話は実はほとんど忘れちゃったんだんだけど、ところどころとても印象深いシーンがあった。久々に読みたいので買おうかしら。しかし…。これも結構巻数あるんだよね。一冊買ったら続きが気になってしまうから、全巻出てからにしようかな。  いつもこの日記は書く内容をぼんやりと思い浮かべつつ、ぜんぜん関係ない前振りをして、最後にタイトルをつける、というやり方が多い。もう少し一から十までばしっと決まって、読んだ人が気持ちよくなるような文章を書きたいと思っているのだけど、やっぱり難しいね。

 しかし、今日は死刑執行の話をして、途中でリボーンの話をして、タイトルは「」リボーン」だから、「生まれ変わる。」でいいか、と書いたところではたと、そうか、死刑執行は生まれ変わるために必要なのかもしれないと自分で勝手に納得。なにもかもひとりよがりに読めるけれど、きっとそのうち、ここで書くでしょう。と言って書かなかったらごめんなさい。

 ああ、それにしても。自ら死刑執行のやり方を重くしたり、執行日をまく(早める)ようなことをしてはいけないとわかっているのだけれど。