そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

きょおおおはーいいこともーわるいこともーあったあああ

 土曜日に雨に当たったせいか、土曜の夜から、日曜日にかけてはダルダルにだらだらに過ごす。つか、ゲームばっかりやってた。月曜もだらだら仕事に向かおうとしたら、予定が入っていたことをすっかり忘れていて大変いやな汗をかく。こんなこと今までなかったのになあー。結局一時間半も時間をずらしてもらった…。ごめんなさい。(大地に返しておきます)。

 それで、その次の予定にも遅れてしまって、あああ、今日は厄日だった。ていうか、自分自身の責任ですなー。最近たるんでいるので、気をつけねば。
 
 しかし気を取り直して?見たミュージカル『キレイ』はとてもよかった。舞台を見てこんなに感動したのは久しぶりかも。笑えるし泣けるし、いろいろと心に残ったので、前回の上演時のCDと、戯作本を買って帰る。主演は酒井若菜の降板で急遽代役になった鈴木蘭々。代役になると知ったときは正直ちょっと「えっ?」と思ったけど、いやいや、とってもよかった。というか、すんげーかわいかったです。細くて色白でお人形さんみたいということはこういうことを言うんだと。歌もうまい!代役になってから20日もたってないと思うけど、何、このうまさ?!という感じ。もちろん「ゾエ」とか言ってませんでしたが、この舞台は、鈴木蘭々にとって、大きなターニングポイントになるんじゃなかろか、という気がした。あと、パンフレットに書いてあった、松尾スズキ鈴木蘭々を「鈴木さん」と呼ぶというのがなんか好きだ。(「らんらんさん」だと楽しくなっちゃうからだって。ランランってすごい名前だと思うけどやっぱりかわいい響き。本人もかわいいし、許す!って何様か、俺。あと大塚寧々。きれいだから許す!「寧」って漢字、響きと字面と意味と、全部好き。かわいくてやさしくてすごくステキな名前だ。こどもに付けたい。生む予定もないけど。)  説明するのがなかなか難しいお話なので、ぜひ舞台を見てほしい…しかしチケットは完売だろうなあ。当日券があるなら、もう一度見に行きたいです。ううん。
 久々に舞台にいる松尾スズキ宮藤官九郎を見たのだけど、とてもかっこよくてビックリした。えーっ、くどかんってこんなにかっこよかったっけ? 今までは役でもエッセイでも気弱なにーちゃんというイメージがどうしてもあったのだけど、今回のマジシャン役はいい、いいよ!! 思わず魅入ってしまった。それにしても『タイガー&ドラゴン』はほんとにヒットしているんだねえ。放映中からこんなに話題になって、周りで見ている人がたくさんいるのははじめてだ。そして、松尾さんは、なぜか最初股引きで舞台に出てるのに、かっこいいんだ。そのオーラはなんだ。びっくりした。あと、途中で、体操服でうたってた。なんで? 「3−1松尾」(1−3だったかも)って名札もなんで? 笑いすぎて腹痛いし。

 「ファンキー!宇宙は見えるところまでしかない」、というタイトル、すごくいいなと思っているのだけど、この『キレイ』にも途中、「宇宙は見えるところまでしかない」という歌がある。深くて、いい歌だ。歌う岡本健一のはじけっぷりがすごかったなあー。かっこいいのになあ。すっごいキスしてたなああ。男と。

 とかとか、いろいろ考えて夢中で見ていたら、三時間半があっという間。いつもだと途中で眠くなったり飽きたりするのだけど、今日に限ってはずっと舞台の世界にどきどきしていた。

 しかし、そのあと酒を飲んでカラオケに行ったせいで体が痛い。はあ。