そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

いまいる「ここ」が私の「世界」

 梅雨入りですって。憂鬱。雨が嫌いになったのはいつくらいか思い出せない。子どもの頃はそんな嫌いでもなかったはず。チェック模様の傘をくるくるまわすとボーダー柄にかわることを発見して上機嫌、とかわたしにもかわいいころがあったのよ。たぶん。 
 となぜか微妙にオネエな感じの言葉使いになってしまいましたが。最近オフラインでの知り合いにミクシィばれしまくってます。ていうかミクシィ話題に上りすぎ。「やってるの?」って聞かれたら正直にハイと答えてしまいます。まだ名前まではばれていないものの、というかどーせ私とはわからんような内容であたりさわりのないことしか書いていませんが、(あの内容だけでわかったらすごすぎる)お仕事で知り合いのかたが偶然足跡残してたりして、なかなかびびくります。

 友だちは私がちょこちょこ文章を書くのが好きなのは知っているので、読まれても気にならないのですが(というか彼女たちが読んでくれないと、読者ゼロになっちゃう…)仕事関係の知り合いに文章を読まれるのはものっすごく恥ずかしいのです。自意識過剰ですけど。
 自分がやってるとすすめたくなるのがミクシィ。かくいう私もご招待申し上げた方がおります。(余談かつ自分の責任だが「方」と出したくて変換すると「肩」って出てイラつく(笑)
 やっていないというといろんな人に「じゃあ、招待メール送ってあげる」といわれてしまいます。すると必然的に、その人がマイミクシィになるわけで、するとその人は、私が書いていることを前提で、私の日記を読むわけです。きゃー!これが自意識過剰な私にはたえられない。全世界公開でブログやっておいてなんですが(つってもPVは1日20とかですが)、ミクシィでは友人とだけの交流でひっそりと生きたいのです。なんとなく。まー別に、ミクシィの日記やめて、閲覧だけできるようにしてればいいんだけど、あると書いちゃう物書き中毒。  読み返してみると、ほんとたいしたこと書いてませんけど。そもそもリアルで知られて困ることはブログにも書いてないしなー。ただ、たぶん私は対面で会う人に対しては情報をコントロールして出していきたいタイプなのだと思います。そして実はプライベートと仕事を分けて考えるタイプなのかも(とかいって就業中にブログ書いたりしてますが…)ブログでのキャラと、リアルのキャラにはほとんど差はありませんが、プライベートと仕事でのキャラには、微差があります(…あるはず)。だから、プライベートでの友人にはブログのことをお知らせしていて、仕事関係のひとにはいっさい伝えてません。

 プライベートでの事情を仕事にもちこむと、あまりいい仕事はできない、というのが個人的な考えとしてあって、もちろん、冠婚葬祭などは仕事関係のひとにも伝わることが多く、その事情をかんがみて仕事することはあります。ただ、恋愛とか、友人との関係、とかを生々しく仕事関係のひとに伝えるのは、個人的には苦手です。私がそういうことに自分の仕事の効率が左右されないタイプであることも関係しているかもしれないけど。(左右されるほどディープな関係もないしw)なんで、たまに仕事相手から「つまんねー」と言われることもあります。腹を割ってないってことなんでしょー。ま、それでもいいんです。私生活を売りにできるほど、わたしは自分自身の人間性の魅力で仕事をしている人間ではありません。ちなみにプライベートを話す、ということが私生活を売る、という意味ではなく、魅力的なひとのプライベートはついついしりたくなりますが(私も人の子、)仕事相手に生々しいそれを強制的に聞かせて許されるほど私にはまだそこまでの人間的魅力は備わっていない、そう考えているのでしょう。(時間もたって、みんなが笑えるネタなら全然平気なわけですが…)いつになったら備わるねん、と自らツッコミいれておきますが、備わるのを待つか、過剰な自意識がおさまるのを待つしかないようです。一言で言うと、スキマスイッチの「君の話」を自戒的に聞いちゃう人間なのです。じゃあ、このブログはなんやねん、というツッコミは当然あるもので、ま、じぶんの考えの整理のため、もある。あと、やっぱり自分のことは嫌いなわけではないので、私の書いたものに興味を持ってくださることがいるのはとてもうれしいことです。なおかつ反応があったりするとそりゃもーうれしい。

 そして、インターネット特有の、見ず知らずの人が、全く知らない人間の書いたなんでもないようなことに興味を持つ、ということに興味としての純粋さがある気もしますし。

 …なんかグダグダになってきたので、このへんで、ひとまず逃亡くそたわけ。(マルシー、絲山秋子。いやはやすごいタイトルだ。力のあるタイトルってそれだけで小説として素晴らしいと思う…。というわけで本編はまだ読んでません。あしからず)