そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

日記

 仕事の都合で普段の不規則振りに拍車がかかり、このひと月ばかりずっと朝寝て夕方起きるという生活をしている。朝の空の色、とか少し冷たい空気、とかは好きなので、ほんとはそれを堪能して一日を始めたいのだが、なんとなく仕事とかに流されてこんな感じ。

 それがメンタルのほうにも来ているのか、この何日かは沈みがち。雨だし。でも恵みの雨ですよ、というメールを仕事相手の方からいただいて、少し気持ちが上向き。

 待ち時間の多い仕事なので、合間に、手書きの日記をまとめて書く。といっても、何を思ったか、ではなく、何をしたか。何をしたかを思い出せれば、何を考えたかも思い出せる。と思って、最近はずっと行動記録と買い物記録しかつけていなかったけれど、人の気持ちは移ろいやすく色あせやすい。かつてそのとき何を考えていたか、がおぼろげになってきた。そろそろ日記に、感情もあわせて書くべきか。ただ、ごくごく個人的な日記だと感情が生にですぎて、胃もたれする。このブログや友人に宛てて書くメールでは、ほどよく火が通っていて、読み返してもすんなり消化できるのだけど。「人に伝える」ということは「話しながら考える」「書きながら考える」わたしにとってはとても重要な思考過程で、このブログもだらだらと書いているようにしか読めないと思うけれど(笑)、わたしはこのブログを書きながら、考えている。ここには書かないことも、考えている。

 学生のときってぜったいに朝おきなきゃいけなかった。だけどつらいこともかなしいこともそこでリセットしていた気がする。一日の区切りがあいまいないまはつらいことかなしいこともだらだらとまとわりつき、楽しいことだけが泡のように消える。

 仕事のできる人は朝ちゃんと起きる、らしい。ヴァンテーヌかなんかに書いてありました。そうなんだろなー。わかっちゃいるけど、自堕落な性格がそれを可能にしないのだ。そしてわたしはもちろん仕事の出来ない女。