そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

リヤルがとんとわからねえ

 というわけでくど監の「真夜中の弥次さん喜多さん」を渋谷で見てきました。あー面白かった。とにかく笑えることは間違いない。キャストも豪華だし、友人Yのナイスアイディアで安く見れたし、言うことなし。わたしは冒頭のシーン(華麗なダンスあり!)となにわホットと「ひげのおいらん」でかなり満足。「ホモカップル」ヤジキタに長瀬と七之助というナイスなキャスティング。そしてこのふたりの濃厚すぎる愛。そしてひげのおいらん。ひげです。おいらんです。ひげのおいらんですがなにか。…いやいやそれは別のネタ。めちゃめちゃホットですがなー。

 とかいろいろ一週間以上楽しめる内容が満載。もっと早くに見に行っておけばよかった。ちょっと前のMステにこのヤジキタコンビが出演していたが、とにかく異様な空間を作り出していた。それ以上に、この映画の異様さはすごかった。とにかく異空間。しりあがり寿もだけど、クドカンも頭の中どーなってんのかかっぽじって見てみてえ。てやんでえ。べらんめえ。

 いちばん、胸がぎゅっとなったのは、板尾創路のシーンである。どうなるかはここではふせておくけれど、あの、「笑の宿」の最後のシーンはとにかく胸がぎゅっとなった。涙の出ない哀しさってあるんだ。板尾さんはやっぱり最高。板尾式も最高。(※虎の門朝まで生テレビのテーマソングに歌詞を付けたときに出てきたフレーズ。いかのあし、げそ。)