そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

最初に好きになったのは声

 と歌ったのはPSY'S。それから、背中、と整えられた指先。

 男性のどこがセクスィーかわかってる歌詞ですね。わかってるっていうか、ツボが一緒ですね。あと、わたしは足です。長い足が好きです。

 というわけで、最近ますます声が素敵な吉井和哉氏を見に、新宿タワーレコードに行ってきました。ニューアルバム「WHITE ROOM」を買ったら、ラジオの公開録音の整理券をいただけたので。

 ラジオの録音スタート時間が午後六時で、午後五時半から並んでいいよ、とあったので、五時四十五分くらいにあがったらばとってもすんなり会場(といってもタワレコ売り場内)に入れてもらえました。しかも最前列ゲット。あっちゅう間に会場はぎゅーぎゅー。相当いいタイミングで来たらしい。

 吉井さんが登場するまでの10分がいやに長く感じられました。ああ、これって初デートみたい…って、今日の私かなりやる気なし子なかっこです。
 六時にラジオスタート。(の前に、吉井さんが早めにスタジオ入りするというハプニングが!まだスタジオ内は幕が下りていて、吉井さんのご尊顔は拝めませんでしたが、足だけがちらり。ちらりずむ、いやーん。もう会場は「きゃー!」です。)
 おねーさんがいかにもパーソナリティって感じのこなれたしゃべり。一曲かけたあとで、ついについに吉井さんが登場! 生で見るのは二月半ぶり。しかも、もちろんこんな間近で見るのは初めてです。ガラス越しとはいえ、もう生ですよ!かっこよすぎますよ!!もう女の子は全員目がですよ。いや男の子も心臓ですよ。たぶん。
 今日のかっこうは、ベージュのラフなフードつきコートに、黒いヘンリーネックの長袖シャツ、うすいブルーのジーンズ。足元は見えなかったけど、首に小さな十字架のネックレスしてました。つうかこんな38歳、反則!!かっこよすぎですよ…
   この公開録音、仕事の予定とかち合って行こうかどうしようか迷ったのですが、不義理をして予定変更し、来た甲斐がありました。

 実は、WHTIE ROOMで「NATURALLY」って曲があったり、最近田舎(っていうなって言ってたけど、じゃあ…郊外?)に引越したとか、妙に自然派みたいになってしまっている気がして、どうしようという懸念があったのです。漂白されたみたいに、真っ白な吉井さんになったらちょっと、やだなという思いが勝手ながらありました。誤解のないように言っとくと、吉井さんは白い人だと思うんですね。でもそれは蛍光剤入り洗剤とか漂白剤つかったみたいな不自然な白さではないと思っていたのですが、最近それがそっちの方向に行ってしまっているのではないか、という懸念が、あったのです。

 杞憂でした。 
 っていうかそんなのとっくに超えてました。トーク聴いててそう思いました。

 トーク自体はとっても楽しく繰り広げられました。
 おねーさんがもともとそういう人なのか、吉井さん相手であがっていたのか、たまに?というかかなり頓珍漢な質問を展開するのにも、吉井さんは大人の笑顔で応じてました。吉井さん、最近では好き嫌いなくなって、銀杏以外はなんでも食べられるそうです。むかしダメだった納豆やモズク酢も大好き!とのこと。モズク酢を角型小鉢の角からすするジェスチャーに場内大受け。いや、これラジオ聴いてる人には見えないよね、よく考えたら。カットするんだろうか。
 納豆も、かきまぜてすすりあげる「プレイ」がいやだー!と言ってました。プレイってところが吉井さんです。

 好き嫌いがなくなると人に対しても、そうなんだとか。それでもべつにいいけど、でも、食べ物が基本だから、それに好き嫌いがあると人に対しても選んでしまうとか、そんなまじめな話もしてたのです。でも銀杏はダメだって。そして銀杏を無理に進めるおねーさんにややキレな吉井さん。食べると吐いちゃうらしい(笑。そりゃ無理して食べることないですね

 このトークの一番の収穫は「田舎暮らし飽きた」という発言だったかもしれない。別に田舎ぐらしといっても毎日畑耕すとかではないらしいですが、しかし、吉井さんは、やっぱり生命力に満ち溢れてます! 田舎暮らしが悪いとはぜんぜん思わないけど、そんな風に妙に「ナチュラル」なひとにはまだ、ならないで。というか吉井さんが吉井さんのままもがいて生きるのがまさに「自然」であると思うので…と思っていた私にとって、この発言はすごくうれしかったです。勝手な意見だけどさ。

 ライブたくさんやるよっていうのもうれしかったです。って小学生の作文みたいになってきた。
推敲して、書き直します!とりあえず一時的にアップしますが…。