そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

ちっちゃなころからワルガキで

 寝てないときに限って約束というのは集中するし、疲れているときに限って仕事関係の頭がさえたりする。

 3日の晩は5人くらいで焼肉。三杯も飲まなかったが、途中寝てしまった。正直寝ていないときはお酒飲むのがつらい。でも飲む。後輩がうちに来たいというので、連れて帰る。タクシーを捕まえようとあるく道々ホストの兄ちゃんの客引きがすごい。「かえりますかえりまーす」と笑顔で絶叫しながら振り払う。

 途中寝たせいで妙に元気が出てしまった。枕を並べて朝までおしゃべり。ほんとは人を呼べる部屋ではないが、一度同期が突然来たおかげで、人が急に来ても平気になってしまった。でもほんとはもう少しこぎれいにしていたい。

 明けて4日。後輩と出社して、ちょこちょこ仕事。途中来客(OG訪問)。また仕事。夕方、上司と仕事の打ち合わせ。というほどのものでもないけど。しかし、われながらテキトーな仕事ぶりだ。というかいつも行き当たりばったりすぎる。

 会社滞在時間4時間半くらいで、退社。渋谷で、バイト時代の後輩女子とご飯。宮益坂のちいさな中華料理屋。7時前に店に入ったのに、すでに出来上がってるサラリーマン二人組が先客でいた。おなかがいっぱいになったところでお勘定。クーポン使用でふたりで五千円弱。安い。パソコンがほしいよーという話を二人でしていたのでビックカメラを冷やかしにいく。店員多すぎ。しかも声かけたいときにはつかまらない。
 冷やかすのに飽きたのでもう一軒のみに行く。帰ってからタモリ倶楽部を見ながら少し寝てしまった。しまった。空耳アワースペシャルだったのに

 起きてコンタクトをはずして顔を洗って寝る準備。かえる途中コンビニで買った銀魂6巻を読む。なんともいえないマッタリ感。このひとの絵柄とかギャグはすごく好きだが、構図は下手な気がする。世界に入り込む一歩手前で壁があるような。そのへんが作品のまったりさとあっているけれど、作品が化けそうで化けないもどかしさ。

 それからWITHの最新号。今月号は印刷がヒドイ。ぼんやりしている。特に白スカートの特集ページ。こんな生地!っていちおうアップで紹介してるけど、どんな生地かわかりません。白いことしかわかりません。  ちなみにいまWITHのCMに玉木宏が出ている。玉木宏の顔はすごく好きだけど、動いているのを見てもあまり面白くないのが玉に瑕だ。いや玉木だけにね、じゃなくて。
 で、このCMで「いいじゃん無理しなくてそのままの君で」みたいなことを言ってるのだが、もーこういうこという人嫌いです。ちょっと前のチョコレートのCMでキンキキッズも似たようなことを言ってたが、それも嫌いだった。真剣にこういう風潮がいやだ。
 それについては近々、キララフのほうで気楽に書きます。たぶん。

 5日。昼前に打ち合わせの約束が入ったので、いつもよりも早起きして向かう。めずらしく10分前に待ち合わせ場所に到着。ひとを待つ間、今年初の鶯を見た。赤坂の鶯。こんな都会でと一瞬思ったが、赤坂御用地がすぐ傍だからですね。
 その打ち合わせの席で(というかほとんど雑談だったけど)、心に闇がないというようなことを言われる。(なんでひるまからそんな話を。)すかさず同席していた上司が「こう見えてありますよ」と言う。そ、そう思ってたんですか…。たぶん昨日の打ち合わせの内容のせいだろう。と思ったが、そういえばこの人は異動したてで取引先に挨拶に行った時に、相手に紹介するとき「こう見えてワルです」と言ったのだった。(そのひとが今日の打ち合わせの相手でもあった)

 25年も生きてると悪くて当たり前だと思うのだが、付き合いの浅いひとには「いい人」と思われがちである。次第に、仲良くになるにつれて「悪や。あんたはワルや〜」と叫ばれるのだが、問題はそれほど付き合いが深くない上司が一週間かそこらで(ハッタリとはいえ)それを看破したことである。おいらから悪(ワル)のオーラがにじみ出ているのか、上司の観察眼がすごいのか。後者にしておこう。

 心底いい人であろうとは思わないけど、いい人を装うことにはなんの罪悪感もない。そのへんが、上司から見るとワルなのかな。と思ったり。
 このへんもそのうちキララフで。