そうさおまえはスターゲイザー

スターゲイザーは星を見つめるもの、という意味で、天文学者、とか、占星術師、とか、夢想家、という意味がある。らしい。編集者は言い換えると、スターゲイザーなのかも。

プリマドンナ、いいキャラしてる

 徹夜明けだったが、会社でもらった映画のタダ券の有効期限が二月いっぱいだったので、オペラ座の怪人を見に早朝の渋谷へ。寒い…

 劇団四季の舞台を見に京都行ったのが大学四年の夏だったから、もう4年近く経ってしまったわけだ。歌もふぁーんとむ・じ・おぺらー♪しか覚えてなかったけど見ているうちにストーリーを思い出した。。というかかなり舞台に忠実な映画化だったのではないでしょうか? でもシャンデリアのシーン、誰か死ぬと思ってたけど、それってキンダニじゃない、金田一少年の事件簿のせいかー… オペラ座の怪人って設定が有名なわりには実はけっこうわかりにくい話で(というか展開が唐突すぎ)舞台見たときもなんかよくわからないよーファントムとクリスティーヌは愛し合ってるのどーなの?と思ったけど、今回はいっそう、そんな感じでした。ま、クリスティーヌってこの時点で16歳。ゆれるお年頃だよね。こうなってもしょーがないね。って思った。でも16歳っていう設定でこの顔はありえないだろ女優!と思ったら、ほんとに16歳だった。スマン。
 あと、字幕ね。いちばん笑ったのは『ミュージック・オブ・ザ…』で画面が変わって『ナイト!』って出た時。字幕イラネ
  まえにNHKでテレビドラマ版(歌なし)やってたときも思ったが、今回もラウルのダメっぷりが笑える。でも、仮面舞踏会のときの服はかっこよかった…!!
 この映画は服は見ていて楽しかったです。最初にファントムに連れ出されたときのクリスティーヌのエロかわいい服がたまらん 
 まあ全体的にとても楽しめる映画でしたが、ツッコミどころが多かった。わたしのイメージではもっと怖い話なんですよ、これって。愛の物語にしたかったんだろうけど、それにしてはファントムとクリスティーヌの関係がきちんとかかれてなくて怪人があまりかわいそうって感じもしないし、ちょっと中途半端な気がしました。殺人シーンとか怖くないよ!舞台の方が怖い。

 とツッコミ入れつつ、ぼろ泣きしてしまった。最近映画を見にいくと、予告編で泣き入る→本編でいきなり気持ちが膨張→ひとりでぼろ泣きというパターンが多い…。
 
 また舞台版見たくなった。今度は本場のブロードウェイで見たいです。
 あと、原作もちゃんと読もう…わたしにとってはガストン・ルルーはミステリーの古典『黄色い部屋の謎』の人で、実は小説『オペラ座の怪人』はまだ読んでない。

 まあなんだかんだ言いつつ音楽と映像はとてもよいので見て損はないでしょう。